創立年月日:  昭和48年(1973年)4月
体協加盟年月: 昭和50年(1975年)4月
歴代会長:

初代 谷合 勘重郎

2代 川和 惟平
3代 池内 一郎
4代 港井 克忠
5代 松下 祐二
  6代 栗田 正樹(現会長

八王子フェンシングクラブの創立は昭和39年の東京オリンピックを機に、日本のフェンシング界が躍進しているときに八王子に在住していた同好の剣士が集まり、剣を交えることから始まった。最初は週一回、市民体育館で練習に励んだ。参加人数も少しずつ増え、東京でも数少ない体協加入の団体に育っていった。フェンシングの名前すら知らない人も多く、一般の方にこのスポーツを知ってもらおうと思い、講習会等を開き、初心者の育成にも力を入れてきた。八王子でフェンシング部のある共立第二高等学校への指導者の派遣も続けている。 昭和51年に第一回目の合宿を軽井沢 >で行い、共立高校の生徒も参加し、30名程で行った。練習所は公民館を借り、床を抜いてしまうのではないかと心配しながらの合宿であった。二回目は清里高原で行い、五回の合宿を重ねた。また、その後はポーランド・ナショナルコーチであったスクリュードック氏による講習会に切り替えていった。八王子フェンシングクラブには全日本級のコーチを擁し、活躍している。

池内3代会長は日本フェンシング協会の長老で、フェンシング界の生き字引であった。港井4代会長は長年のナショナルチームの一員であり、東京オリンピックにも出場している。港井美佐子、吉岡佐和子は1969年から3年間交互に全日本チャンピオンになっている。福山元理事は国士館大学で活躍し、JTスポーツを主催し青少年フェンサーの育成に努めている。