◆◆ 初代ブラックアロワナ飼育奮戦記 ◆◆

ブラックアロワナ 

2002/APR/05

突然!
アロワナがほしくなる。。。

友人に誘われて60cm水槽でグッピーやグラスキャット、ゴールデンエンゼル等を飼っていたのは4〜5年前。グッピーの数が異常に増え、エンゼルは生んだ子供を自ら食べてしまうといった繰り返しで、段々とつまらなくなり、水槽を辞めてしまってから早、往く年月。。。

もう、熱帯魚を飼うなんて、数日前までまったく考えていませんでした。。。。
それが、どーした事でしょう?3月中旬の海外出張数日前に。。。。。
自分でも何がきっかけか、上手く思い出せないのですが、気がついたらアロワナをすごく欲しがっている自分がいました。
そうなると、いてもたってもいられなくなり、ネットをフル稼働させてアロワナの下調べを開始していました♪



水槽  120cm×45cm×45cm
当然、60cm水槽では無理だよな〜。と、アロワナ初心者の私でも理解しておりました。昔買った熱帯魚の本を数冊読んだところ、最低でも120cmは必要だが90cmでも飼えない事は無い。。。との事。住んでいるのはマンションなので、スペースを考えても90cmだよな〜と思い、近くの熱帯魚店数店に下調べに行く。だいたいセットで3万円台後半から5万円位。高いな〜。やっぱり60cm水槽とは訳が違うと、改めて感心?。
が〜!店員さんに恐る恐る聞いたところー!
「90cmじゃ、全然無理ですよー」
え〜!
聞いてないよーー!
アジアは背骨一つ一つのスパンが長く、体が硬いので、最低120cm以上で奥行き60cmが必要との事。シルバーやブラックは体が柔らかいので、奥行き45cmでも大丈夫だけど、体系良く終生飼うんだったら、150cm以上は必要でしょう。との事でした。
トボトボ半分諦めて帰宅。ふと、昔買ったテレビ台(物置にあった)を思い出し、サイズを確認すると。。。ナント!120cm×45cm!!これは使える!
こうなったら、120cmでいくぞ〜!
Yahooオークションで絶対安く落札してやる!と思い、探す事数日。
あったあった、120cm4点セット。TSFISHさんありがとう!
落札価格¥22000+送料¥4000 合計¥26000なり。
送料高いと思った方、けっして高くありません。ガラスでこれだけの重量物。丁寧な梱包と運んでくる方の労力を考えれば充分妥当な金額です。もちろん新品です。
マンションの床は平米当たり100kgは問題無いとの確認を取れているためOK。また、テレビ台もちゃちい物ではないので、大丈夫でしょう。
ここで、えっと思っている方もいらっしゃるでしょう。
そうです。最初から120cm水槽で育てる企画です。本やいろいろな方に聞いても小さい水槽から徐々に大きくしていくのがセオリーのようですが、めんどくさがりの私は「最初から120cmでいいや」・・・どうなる事でしょう?
常識的な意見では広いとエサが見つけにくいようですね。

ヒーターもオークションで中古を買いました。200Wと150Wをダブルで使っています。どちらかが故障停止しても大丈夫な様に安全マージンです。

上部ろ過。3部屋に分かれていますので、それぞれに60cm水槽用の市販ろ過材を入れました。これは安いものを適当にチョイス・・・しかし、120cmを甘く見ていた私は後日後悔する事になるのでした。

水槽への水入れと前処理  
以前、水槽が嫌になった原因の一つである「藻」。水槽のガラス面や水草に緑や黒い姿で遠慮なく付きまくってました。これを何とかしたい。私の会社で開発中の酸化チタンをガラス内面に処理してみる事にする(これは後日、有名メーカーから製品化されるかもしれません!今は内緒)。内面にスプレー後、30分程乾かし、固く絞った濡れ雑巾でふきあげて完了。
アロワナの目タレ防止のため、底面には黒のアクリル板を貼ろうと思ったのだが、高いし丁度良いサイズが無い!そこで、写真のような中空の物にする。カットも楽だしコストも安い。家にあった両面テープで底面に貼る。材質的に水に溶解する分が気になるが、ま〜しょうがないでしょう。
さて、この大きな水槽は60cm水槽とは比べ物にならないくらい水が入るんだろうな〜。どうしようかと思い悩んでいる時に、「そうだ! お風呂の水を洗濯機に移すポンプがある事に気づいたのである!食器洗いのタルに適度な水流を保ちつつ、ポンプを使い温水移動無事完了。見事なもんである。感心感心。ポンプはだいぶ熱くなっていました。

魚種

このHPは、ブラックアロワナと最初から明示してあるので、来ていただいた方の殆どは最初からブラックアロワナを飼いたかったんだろうと思われているでしょう。しかし、本当は
第一候補 シルバーアロワナ
第二候補 グリーンアロワナ
第三候補 ノーザンバラムンディ
第四候補 紅系アジアアロワナ
でした。最近は幼魚でしたら紅系アジアも3〜8万円と、決して買えない金額ではありませんよね。シルバーは千円程度、グリーンは一万円台といったところでしょうか。金額が高いと言うステータスで、アジアにしようかな。。。なんて思ったりもしましたが、よくよく見ると、どうしてもずんぐりと見えてしまう(アジアファンの方スイマセン)。泳いでる、しなやかさ優雅さは、やっぱりシルバーだよな!と思い、PD熱帯魚センターに買いに行く!!
が!そこには!シルバーとブラックの幼魚が入荷したてで、たくさん泳いでるではないか!春入荷分最後との事。
私の中で、「そー言えばブラックを大きく育てたHPって少ないよな」と、メラメラと湧き上がる闘志が!
しかし!風水(知識はありません)を多少は気にする私としては、
「部屋に黒いものは大丈夫だろうか?」
店員さん曰く「育っちゃえばプラチナみたいに綺麗ですよ」
プラチナ・・・白金・・・金運・・・
10分後、店員さんに「すいません、ブラックの良い奴選んでください」・・・・と
私は注文していた。。。。
「最も美しいアロワナ」といわれる、ブラックアロワナ飼育記の始まりです。  

 


 

 


2002/APL/11

 

 

 

 

 

 

 

 黒銀龍